福山雅治(54)主演の日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)の、最終章直前となる第8話が6月11日に放送され、SixTONES・京本大我(28)が、迫真の演技で盛り上げた。
第8話の内容は以下。心太朗(大泉洋/50)は、皆実(福山雅治)がアテンド役として自分を指名したのは、41年前に皆実の両親を襲った強盗殺人犯として服役している、心太朗の実父・鎌田(津田健次郎/52)に会うためだと知る。傷ついた心太朗は人材交流企画室室長の任を降り、皆実とのバディを解消する。
そんな中、皆実と吾妻(今田美桜)はバスジャックに遭遇。 犯人が手製の銃を発砲し、吾妻をかばった皆実は肩を撃たれてしまう。犯人(京本大我)は“清水拓海”と名乗り、乗客にSNSで事件と自分の名前を拡散するよう指示を出す。吾妻は心太朗に「みなみうたれた」とメールを送り、捜査一課はSNSによってバス事故の発生を知った。
犯人の名前から分かったのは、2年前に女児が亡くなったバス置き去り事件で、業務上過失致死で逮捕され、不起訴処分となった運転手ということ。さらに、同姓同名の青年(京本)が運転手と間違われてネットリンチにあい、実家の印刷会社は倒産。母が心労で亡くなっていた。その青年が、復讐するためにバスジャックしたのだが……という展開。
今回は京本が殺気あふれる犯人役を好演し、視聴者はツイッター上で「バスジャック犯役の青年の苦悩と葛藤が、そのまま乗り移ったんじゃないかという演技。手製の銃を持った震える手と声と迫力に泣けた」などと高評価。福山もラジオ番組『福のラジオ』(JFN系)で、全身を使って表現していたなどと、京本の熱演を絶賛していた。