■「おじいちゃんになっても美 少年でいてほしい」イノッチ社長も太鼓判を押しているが…
同公演を視察したジャニーズアイランドの社長である井ノ原快彦(46)は、
「今まで鍛えられてきたんだなと。お客さんを盛り上げるのが上手だし、めちゃくちゃキャラクターも出ていて、コミュニケーションを取っている感じがステージに出ていた」
「少年隊は最後まで少年隊だった。“誰も少年じゃないじゃん”とは言わない迫力がある。美 少年にも、おじいちゃんになっても美 少年でいてほしい」
「ジャニーズJr.はデビュー組に持っていないきらめきみたいなものがある。それが最高潮に達したときにデビューするんだろうなと。“こいつら、すげー”みたいな空気感がきっと出てくる。それの瞬間を、目を凝らして見ています」
と、デビューに期待している旨をコメントしていた。
「ところが、美 少年のアリーナツアーと並行して、ジャニーズ事務所の創設者であるジャニー喜多川氏(享年87)の所属タレントへの加害疑惑が、連日報じられるようになりました。そして、この報道が一向に収束する気配がない。
そのため、こんな状況で新グループのデビューを発表するわけにはいかないということでしょうね。5月のアリーナツアー成功を受けて本格的に決まりつつあった美 少年のデビューも、延期になることが濃厚と言われています。
1回目の延期については、自業自得な部分がありましたが、今回は気の毒ですね……」(前出の芸能プロ関係者)
美 少年では、メンバーの佐藤龍我(20)が2020年12月、女優の鶴嶋乃愛(22)との“お泊り愛”を『文春オンライン』にスクープされた。佐藤には一定期間の活動自粛処分が下されたが、当時、美 少年のCDデビューが決まっていたものの、このスキャンダルで延期になってしまった、という報道があった。
「2020年12月の『FRIDAYデジタル』によれば、ジャニーズ事務所とレコード会社が美 少年のCDデビューについて水面下で話し合いを進めており、グループは2021年にもメジャーデビューする予定だったといいます。しかし、佐藤さんのスキャンダルでデビューが見送られ、代わってなにわ男子のデビューが決まったと言われていますね。
King&Princeが2人体制にシフトしたし、なにわ男子は正統派ですが関西ジャニーズの系譜。“ポスト嵐”として事務所は美 少年を推していきたいのでしょうが、それは今後のジャニー氏の加害問題の解決にかかってきそうですね」(前同)
デビューが近づいては消える美 少年。果たして今夏のデビューはもうないのだろうか――!?