■『クロサギ』でも流暢な英語&中国語を披露
脱退を発表する前から、平野は海外での活動を強く意識した発言をたびたびしていた。
コロナ禍による外出自粛が続いていた2020年5月の『女性自身』(光文社)のインタビューで、最近の自宅での過ごし方を問われた際には「グループで世界進出したい夢があるので、英語の勉強もしているんですけど、あまり順調じゃないですね(笑)。教材を注文しすぎちゃったんで、どれから手をつけていいかわかんないんです……」と話していた。
5月25日発売の『女性セブン』(小学館)では、平野の英語力は日本の高校生レベルにも達していないように思えるものの、耳がいいためか発音はネイティブ並み、と報じられている。
「昨年、主演を務めた連続ドラマ『クロサギ』(TBS系)でも流暢に英語を話していましたし、中国語を操る場面もありました。それぐらい海外での活動を強く意識し、ジャニー喜多川氏(享年87)と誓った海外での成功を夢見ていたと。
ところが永瀬さんは――1人で海外に行くのは怖いという意味なのかもしれませんが――“日本から出たくない”と話したんです。
事務所に残った永瀬さんと高橋海人さん(24)は国内でのドラマや映画での活動に注力していきたいという意向がある、という報道もありましたが、永瀬さんは、平野さんと岸さんが夢見た海外での活動にそれほど乗り気ではなかったとも受け取れる発言です。岸さんが語っていた“メンバーと目標の違いが生まれ”という言葉とも通じてしまいそうですよね……。
グループ内で大きな意識の差があったのであれば、“5人のキンプリ”の終焉はやはり不可避だったのかもしれませんね……」(前出のワイドショー関係者)
平野、岸、神宮寺が脱退してから1か月――平野と神宮寺には合流の話も浮上し、残った永瀬と高橋のキンプリは6月21日に新曲『なにもの』をリリース。初日で46.1万枚を売り上げるという爆発的なリスタートを切った。進む道は違ってしまったが、5人はそれぞれの夢に向かって進んでいくのだろう。