■第5位はとにかく明るい安村、サンシャイン池崎、なかやまきんに君、ハリウッドザコシショウ、すゑひろがりず、ダンディ坂野

 第5位(3.0%)は、とにかく明るい安村サンシャイン池崎なかやまきんに君ハリウッドザコシショウ、すゑひろがりず、ダンディ坂野が同率でランクイン。

とにかく明るい安村 公式インスタグラム(@tonikaku.a.yasumura)より

 とにかく明るい安村は、パンツ1枚で「履いていないように見えるポーズ」を披露するネタでイギリスの人気公開オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』の決勝にワイルドカードで出場、おなじみの「安心してください、履いてますよ」を英語で「Don’t worry.I’m wearing」と叫び、観客を熱狂させた。クイーンのフレディー・マーキュリー風のパフォーマンスを披露したところ、クイーンの公式Twitterアカウントがこれに反応、6月22日には駐日英国大使館でのチャールズ3世国王陛下の誕生及び戴冠式祝賀会でパフォーマンスしたことも大きな話題になった。

「イギリスのオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』で、日本人初の決勝進出をはたしたから」(34歳/女性)

「見た目で明るさが伝わるから」(31歳/女性/弁護士)

 サンシャイン池崎は「イエーイ!」と絶叫するハイテンションキャラで大ブレイク。「空前絶後の~」から始まり、なかなか自分の名前を言わない自己紹介ネタで知られるが、ゲームや漫画の登場人物っぽい動きは海外でもウケそうな気がする。

「派手な印象だから」(24歳/女性/コンピュータ関連技術職)

「言葉が分からなくても声量で笑わせられそうだから」(17歳/女性/学生・フリーター)

なかやまきんに君 公式Twitter(@kinnikun0917)より

 なかやまきんに君は、筋肉漫談や筋肉ルーレットなどのネタで、筋肉芸人というジャンルを開拓。マッスルポーズでの決めセリフ「ヤー! パワー!」が2022年の「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるなど、若い世代を中心に再ブレイクしている。昨年8月放送の『証言者バラエティ アンタウォッチマン!』(テレビ朝日系)で、2006年にハリウッドデビューを目指して海外留学し、2011年に帰国したことに触れ、「僕の中ではまだ筋肉留学は終わってないって気持ちなんですよ」「態勢を整えて、いつかは挑戦したいってことがある」と海外進出への意欲を語った。

「日本語をあまり話さないし、分かりやすいギャグがウケやすいのかなと思う」(24歳/女性)

「言葉がなくても楽しめるし、人を傷つけない笑いだから」(33歳/女性/総務・人事・事務)

 ハリウッドザコシショウは黒パンツ1枚にテンガロンハットというビジュアルと、“誇張モノマネ”などエキセントリックなネタで独自のお笑い道を突き進んでいる。

「見た目が面白いのでウケると思う」(37歳/女性)

「顔からしてインパクトが強く、言葉はいらないと思う」(39歳/女性/主婦)

 すゑひろがりずは着物姿で、三島達矢が扇を持ち、南條庄助が鼓を打ち鳴らす、伝統芸能風の要素と、現代言葉を古語に変換するネタで人気を博している。

「古典文化を取り入れて日本らしさがあるから」(33歳/女性/学生・フリーター)

「衣装もインパクトがあり、古い言葉でしゃべっているから日本が好きな海外の方に人気が出そう」(20歳/女性)

「和服で海外の人にとってはインパクトのある衣装」(16歳/女性/学生・フリーター)

 ダンディ坂野は、タキシードに蝶ネクタイで、コミカルな動きでジョークを飛ばすアメリカンコメディ風のスベりネタと舞台からはける際の決め台詞「ゲッツ!」が大流行した。

「ジワジワと笑えそうだから」(34歳/女性/総務・人事・事務)

「分かりやすいお笑いだから」(35歳/女性/主婦)