■“なりすましアカウントを作られたくないから”という理由からか

 芸能プロ関係者が話す。

「テレビ番組がツイッターアカウントを使いまわすのは、珍しい話ではありません。たとえば、櫻井翔さん(41)の冠番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)は、同スタッフによる嵐の冠番組『嵐にしやがれ』のアカウント(@shiyagare4)をそのまま使っています。こちらは『キントレ』と違い、IDも変えずに使いまわしていますね。

 また、“なりすましアカウントを作られたくないから”という理由で公式ツイッターアカウントは立ち上げるけど、まったく投稿しない、というタレントもいます」

 代表的な例が、モデルで女優の佐々木希(35)だ。2012年にツイッターアカウント(@nozomi_ssk0208)を開設したが、2020年12月1日に1度だけ花火の写真を投稿しただけで、それ以外は1度もツイートをしていない。

 この理由について、2017年にWEBメディア『withnews』は佐々木の所属事務所に取材を行なっており、その際、事務所の担当者は以下のように答えている。

《――佐々木希さんのツイッター、なぜつぶやいていないのですか?

 開設した当時、(佐々木希さんの)なりすましのアカウントが、たくさん出てきていたんです。みなさん本物と信じてフォローされていた。そこで公式アカウントを開設することで、ほかのものは本物ではないですよ、と示すことにしました。

――つまり、なりすましへの防衛策のため?

 その通りです。つぶやくために開設したものではありませんでした》