■JTへ直撃取材! その興味深い「回答内容」
この状況を、当のJTはどう思っているのか――。『ピンズバNEWS』編集部がJTの広報に取材をしたところ、
「まずもって前提として、当社はスポンサーをしている番組に関して、番組内容には関与しておらず、言及する立場にはない点ご認識いただければ幸いです。その上で、頂いた2点について以下の通り回答差し上げます」
と、前置きしつつも、以下のように返答をくれた。
――『水曜日のダウンタウン』の放送は大きな話題になっていますが、直接的な反響はありましたか?
「当該番組内容に関して、視聴された方からの反響は現時点では特段御座いません」
――番組は非常に攻めた内容で、タバコ・喫煙をマイナスと感じられそうなところもあり、実際にそうした声も出ていましたが、それについてはどのように捉えられていますか?
「当該番組内容に関わらず、たばこについては様々な意見があり、喫煙はリスクを伴うものと認識しております。
私たちは、企業としての責任を果たし、また誠実さと透明性についての社会からの期待にお応えするために、私たちが喫煙と健康に関する様々な問題についてどのように考えているのか、お知らせするべきであると考えているところです。
たばこは、豊かな味わいや香りを愉しむため、リラックスしてひとときのゆとりを得るため、あるいは集中力を高めるためなど様々な理由から世界中の多くの20歳以上の方により愛用されています。
一方で、喫煙はリスクを伴います。また、喫煙はなかなかやめられないと言う方々も多くおられます。
私たちは、20歳以上の方には喫煙のリスクに関する情報をもとに、喫煙するかしないかを自ら判断し、個人の嗜好として愉しむ自由があると考えております」
愛煙家にとっても、そうでない人にとっても“タバコの魔力”がよく伝わる内容だった1月18日の『水曜日のダウンタウン』。最終的には自らの判断で――。