■「ジャニーさんごめんねー。目標届かなかった」

 2022年11月4日、平野、神宮寺、岸優太(27)のキンプリからの脱退と退所が発表されたが、公式サイトでは3人の退所理由を「海外での活動をはじめとして、それぞれに目指す方向が異なってきていることもわかってまいりました」と説明していた。

 ファンクラブ会員向け動画で平野は「あらためて自分の年齢と向き合ったときに、海外で活躍できるグループを目指すというのは、そこにグループのそれぞれの活動方針を踏まえたうえで、全力で取り組んだとしても“もう遅いな”と感じてしまい、目標を失い、今回の決断に至りました」と語った。

 退所直前となる5月22日22時50分、平野はジャニーズ事務所公式モバイルサイト『Johnny‘s web』内のブログを更新し、次のように想いを綴っていた。

《ジャニーさんごめんねー。目標届かなかった。ただできないといわれたら仕方がない。もし天国で会ったら怒られるんだろうなー笑》

■HYBEや世界的レコード会社との連携も!?

 前出の芸能プロ関係者が続ける。

藤島ジュリー景子社長(56)の意向もあり、ジャニーズタレントは今、国内のドラマや映画など、映像関連の仕事に注力しています。平野さんも、次々と舞い込んでくる国内での仕事に追われて年齢を重ね、それによりジャニーズ事務所での世界進出をあきらめたのではないか、という報道もありました。

 一方でほぼ同世代のYUTAさんはアジアの大スターとなり、世界にもリーチできる可能性を秘めたグループのメンバーとして大活躍。こういった成功例を目の当たりにし、退所を決意した、という可能性はあるかもしれません。

 TOBEに合流したことに失望する声も出ていますが、実は、平野さんたちはジャニーズ退所後にTOBEのみならず、BTSなどの世界的アーティストが所属する『HYBE』や同社と関係が深い世界的なレコード会社・ユニバーサルミュージックグループ(UMG)とのパイプも開拓したと言われているんです。

 TOBEとの契約は、当初報じられていたエージェント契約なのか所属契約なのか、7日のYouTubeの生配信では明言はなかったのですが、平野さんたちは個人事務所を作るという話なので、エージェント契約が濃厚と見られています。

 そうなると、ファンクラブ運営を含めて、国内の活動は滝沢さんとやっていく、海外は今後、HYBEやその先のユニバーサルミュージックと手を組んでやっていく、そうした展開が考えられます。また、もしTOBEに所属だとしても、海外のチャンネルも多く持つ滝沢さんのサポートを受けながら、海外進出を進めていくのではないでしょうか。

 インスタフォロワーが954万人というとんでもない数で、すでにアジアスターになっているYUTAさん。しかし、平野さんもインスタ開設3日でフォロワーは270万人を超え、早くもキンプリの2人を凌ぐ大人気ぶりを見せつけています。平野さんのここからのさらなる活躍、飛躍は間違いない。インドネシア、フィリピンなど若い人口が多い東南アジアで人気を獲得できれば、すぐにYUTAさんのようなフォロワー数に達するははずです。

 平野さんは、同世代の日本人アジアスターにも負けないよう、早く追いつけるよう、初志貫徹して世界を目指すことになると見られていますよ」

 平野、神宮寺、そしてジャニーズ退所後に合流すると見られる岸には、夢への具体的なルートが見えているのだろうか!?