神木隆之介(30)主演のNHK朝ドラ『らんまん』の、世帯視聴率が週平均17%超えを続ける好調は、ヒロイン・寿恵子を演じる浜辺美波(22)の存在感の影響が大きいようだ。

 7月5日から放送された第14週(66話~70話)「ホウライシダ」の内容は以下。万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)、十徳長屋での新婚生活が始まる。新学期を迎えた大学では、万太郎が高知で珍しい植物を採集したことを知った教授・田邊(要潤/42)が、最初に自分に見せるため、標本を持って家に来るよう命じる。

 後日、結婚祝いをするとの名目で、田邊家に呼ばれた万太郎と寿恵子。田邊は妻・聡子(中田青渚/23)と寿恵子に席を外すよう命じると、万太郎に自分専属のプラントハンターにならないかと提案。万太郎が自分の手で新種を発表するには、大学予備門に4年間通って東京大学を受験するか、留学するしかないと告げた。

 しかし、万太郎は、寿恵子を他人に取られたくないのと同様に、自分が発見した植物も取られたくないと断る。これに田邊は、万太郎を何の身分もない、何の保証もない、小学校も出ていない「虫けら」だと蔑み、自分を頼るしかないと断言。それでも万太郎は、自分でやると固い決意を語って……という展開。

 田邊の発言が視聴者をドン引きさせて話題になったが、その一方で、視聴者をホッコリさせたのが寿恵子だった。落ち込む万太郎を明るく励まし、抱きしめられた寿恵子は帰宅すると、布団を並べて万太郎を待っていた。しかし、万太郎は研究に夢中のため、一人で寝ることになり、寿恵子が「もう!」と腹を立てる姿が話題になった。

 視聴者からは「万ちゃん寿恵ちゃん呼びにやる気スイッチON。意気投合して早く帰る新婚カップルに、も~リア充どもめ~!だったのに。“やる気”の方向性の違いに爆笑。柱をボコり固い枕を抱いてジタバタな奥様カワイイ」「鼻息を立て布団を叩くお寿恵ちゃんが、微笑ましい」など、浜辺のキュートな演技でSNSは大盛り上がりだった。