■デーブ氏からジャニーズへの緊急提言

 今後、滝沢氏のTOBEは芸能界でどの様な立場になると思うのかをデーブ氏に問うと、

「最初はタッキー事務所にジャニーズから人気者が来た! ということで皆さん取り上げてくれるとは思います。けれど、その後も需要が続くのか。ジャニーズ事務所は様々なタレントを抱えていて、歴史もあるから局とのパイプも太い。始まったばかりのタッキー事務所がバラエティや音楽番組、ドラマを複合的に使ってジャニーズ事務所のようにタレントのPRをできるのかが今後のカギだと思います」

 その一方で、ジャニー氏の加害問題の影響で逆風が吹くジャニーズ事務所へも“エール”を送る。

SMAPのメンバーが独立した後に、テレビ局へと退所組の出演を控えるように圧力を掛けていたことで公正取引委員会に注意された、と2019年7月に報じられました。再びジャニーズ事務所が独立組に圧力を掛けることはないでしょう。けれども、周囲が忖度をして起用しない可能性はある。

 ジャニーズ事務所が新聞の一面広告を使って大々的に“TOBE頑張れ”ってメッセージを送る。エンタメ界のトップ企業なんだから、そんな器の大きな姿を見せてもらいたいですよね」

『東スポ』の記事に端を発したデーブ氏の“スクープ発言”。取材終盤にはジャニーズ事務所への思わぬ提言まで飛び出たが、果たして『サンジャポ』での発言は正しいものとなるのか――。それは、7月14日にTOBEの発表で明らかになるだろう。