ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題に端を発し、ジャニーズ事務所や藤島ジュリー景子社長(56)に提言や批判的な発言をしていた音楽プロデューサーの松尾潔氏(55)。
松尾氏は、シンガーソングライターの山下達郎(70)などが所属する芸能プロダクション「スマイルカンパニー」との契約を6月末で中途解除になったとツイートで報告。
これを受けて7月9日、山下は自身のラジオ番組『山下達郎サンデー・ソングブック』(TOKYO FM)で「松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害問題に対して臆測に基づく一方的な批判をしたことが、契約終了の一因であったことは認めます」などと説明。
自身はあくまで作曲家であり楽曲の提供者であるとし、「ジャニーズ事務所は他にもダンス、演劇、映画、テレビなど業務も人材も多岐にわたっておりまして、音楽業界の片隅にいる私にジャニーズ事務所の内部事情などまったくあずかり知らぬこと。ましては性加害の事実について、私が知る術はまったくありません」と話した。
■「山下達郎はちょっと見損なったな」という声も
同日夜、松尾氏はツイッターで《残念ですね。メロウじゃない日曜日》と、この山下のラジオに対して反応。翌10日にも《ぼくは達郎さんを敵対視なんてしてませんから!》としつつ《絶大な影響力のあるカリスマミュージシャンに、子供たちが不幸にも性犯罪や性暴力の被害者になった時、「声を上げてもムダ」と諦めずにすむ社会を一緒に目指しましょうよ、とご提案しているのです》と自身の考えをあらためて示した。
10日の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に出演したフリーアナウンサーの丸岡いずみ(51)は「憶測に基づくという言い方がちょっと引っかかるなと思っていて」とし「今回の件に関しては、東京高裁で性加害はもう認定されていることなんですよね。なので、性加害はあったということで私たちも報道をやっている。これが大前提としてあって」と、山下の言葉に疑問を呈した。
山下の発言を受け、
《周りがイエスマンばかりでSNSもやらないから、ああいうダメダメな発言を堂々としてしまえるのかもね。山下達郎は》
《山下達郎ガッカリだな〜 憶測と言うには無理があるんでは。事務所も認めてんだしな。奥様の方に飛び火しなきゃ良いけど》
《山下達郎はちょっと見損なったな。結局のところ、何にも加害報道に対して言及してないやん…》
といった意見が多数寄せられている。