元ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏(41)が今年3月に立ち上げたエンターテインメント会社「株式会社TOBE」の勢いが止まらない。
7月2日には元V6の三宅健(44)が“合流”を発表。同7日には元King&Princeの平野紫耀(26)と神宮寺勇太(25)も合流、さらにファンクラブとインスタグラムの開設を発表するとファンは大歓喜。
合流を発表したYouTubeの生配信の同時視聴は100万人を超え、ファンクラブは12時間の入会待ち。インスタのフォロワー数は開設から10日ほどながら、神宮寺が203万人、平野は347万人とあらためて凄まじい人気の高さを証明している(7月17日7時現在)。
さらに、14日には、噂されていたように元IMPACTorsの7人が、グループ名を新たにIMP.に変えてTOBEに合流。生配信されたTOBEのYouTubeでは、三宅と平野、神宮寺が彼らを迎え、ファミリー感の漂う映像になっていた。
■タッキーは“ジャニー氏の闇”に言及しない方針
ワイドショー関係者が話す。
「ジャニーズ事務所は創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題もあり、見るからに勢いを失っています。その間にTOBEは一気に攻勢をかけているような状況です。藤島ジュリー景子社長に、ジャニー氏の件で記者会見を開くよう求める声は根強いですし、まだまだ問題は山積みですよね。
ただ、滝沢さんも元ジャニーズ事務所の副社長でしたし、この問題に言及してもらいたいというメディア、説明責任があるのではないかと考える関係者も少なくないですね」
滝沢氏はジャニー氏の後継者に指名され、芸能界を引退。ジャニーズアイランド社長として若手の育成に尽力し、ジャニー氏の「お別れ会」では滝沢氏が霊柩車の助手席に座り、遺影を持っていた。彼はジャニー氏のすべてを引き継ぎ、夢を託された存在でもあるのだ。
しかし、7月13日発売の『女性セブン』(小学館)でも報じられているが、ジャニー氏の加害問題について滝沢氏が言及する予定はないという。
若い頃からジャニー氏の周囲でJr.の指導をしてきた滝沢氏は“真相”を知る立場にあるものの、テレビ局や新聞社の取材要請はすべて断っており、コメントしない方針を貫いていると同誌は伝えている。
「田原俊彦さん(62)もジャニー氏の件は“話さない”と明言していますが、滝沢さんも同様の方針のようですね。
そしてそれは、滝沢さん自身にも“探られたくない腹”があるからなのかも、とささやかれているんです。過去には後輩に“キスの儀式”をさせると明かしていたこともありましたからね……」(前同)