にとって大事な番組枠を、僕一人で続けさせていただくことにとてもプレッシャーを感じてはいますが、新番組も、皆さんに楽しんでいただけるように精いっぱい全力で頑張らせていただきます。よろしくお願いいたします」

 嵐の活動休止と、2008年から続いていた冠番組『VS嵐』(フジテレビ系)の終了を2か月後に控えていた2020年10月。メンバーの相葉雅紀(40)は後継番組『VS魂(現:『VS魂グラデーション』)』のキャプテン就任についてそうコメントしていた。

 あれからもうすぐ3年――。7月13日放送回では番組初の韓国ロケも盛り上がった『VS魂』だったが「残念ながら、いよいよ今年9月末で打ち切りが決まったそうです」と、制作会社関係者は明かす。

「開始当初から『VS嵐』と比べて大幅に数字を落としていましたが、その後、改善の兆しもなく、放送回も減っていた。

 数字は、世帯視聴率もそうですが、テレビ各局が最重要視する13歳から49歳までのコア視聴率が厳しかった。相葉さん、風間俊介さん(40)、ジャニーズWEST藤井流星さん(29)、Sexy Zone佐藤勝利さん(26)、美 少年浮所飛貴さん(21)というジャニーズの人気者が集結しているのに、若い層の数字が全然取れなかったんです。

 たとえば、5月18日のコア視聴率は1.8%と1%台にまで落ち込んでいました。ゴールデン帯の番組でコア1%台は即打ち切りになる数字。同時間帯の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の2時間SPはコア5.9%ですから、『VS魂』は『ぐるナイ』の3分の1も取れていなかったんです。レギュラーメンバーのファンですらあまり見てなかったようですよ」(前同)