■【テレビ局が裏被りを許可する理由は？】
三杉 あと同じ事務所とか、例えば昔だったらジャニーズさんとか吉本興業さんとかも、さすがに裏被りはなるべく避けてた印象なんですけど、今は思いっきり、もうレギュラーで裏被りしてます。
あべ 朝なんかね。
三杉 そうですよね、川島さんとか。
あべ 吉本ですよね。
三杉 ナベプロもそうですけどね。
あべ 昔は朝ドラに出ると、しばらく他のお仕事やお芝居を選ぶくらいで。前の朝ドラ半年やってたイメージとか印象とかが強いから、ちょっとお休みするんですよね。次の作品何になるんだろうって選んで選んで、舞台からだったりとか、まあ、すぐになんていく人もいなかったし、逆に今は朝ドラやってる最中に普通のドラマも出てるってパターンもあるくらいだから、ＮＨＫも許してるんだ、みたいなね。
三杉 そうですよね。やっぱ、テレビのシビアな話。やっぱりギャラとかも下がってきてて、あんまりテレビ局が拘束する力がないんですかね。
佐々木 全体的に世の中でも、サイドビジネスって副業、同じ業種じゃなければいいみたいな形になってるじゃないですか。最近は。コロナ以降ね。そういうのと同じですよね。
三杉 石岡さんとか、タレントさんとして、雑誌とかってあるんですか裏ルールみたいなのは。例えばここのグラビアやったらライバル誌は出られないみたいな。
タレント・石岡真衣（以下・石岡） 全然ないと思います。ただ、一番初めにこのグラビアを。例えばDVDの宣伝の。
佐々木 パブね。
石岡 パブはこの雑誌が一番初めに出してから次のっていうのはあったかもしれない。
三杉 例えば『ＦＲＩＤＡＹ』（講談社）さんのお世話になったら、『ＦＬＡＳＨ』（光文社）さんは出にくいとかそういうのはもうない？
石岡 ないです、ないです。
三杉 そういう感じでＳＭＡＰの５人ということなんですけども。
佐々木 もうほぼほぼというか、いろんな縛りがなくなってます、この５人もね。圧力って言っちゃっていいのかどうか分からないですけどね。
三杉 もう別にね。
