俳優のムロツヨシ(47)と平手友梨奈(22)が、フジテレビで約54年ぶりに復活する金曜午後9時の連続ドラマ枠で10月よりスタートする『うちの弁護士は手がかかる(仮)』で初共演することが明かになった。ムロは同局のゴールデン・プライム帯連続ドラマで初主演を務める。

 フジテレビの金曜午後9時枠のドラマは1968年10月から1969年3月に放送された『春よこい』以来。

 ムロ演じるスター女優を育てた芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉が、平手演じる最年少で司法試験に合格した超エリートだが不器用でポンコツな新人弁護士・天野杏に振り回されながら、パラリーガルとして奮闘するリーガルエンターテインメントだという。

 演出を『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)などを手掛けた瑠東東一郎氏が、脚本を『じゃない方の彼女』や『赤いナースコール』(ともにテレビ東京系)などの服部隆氏と、『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)などのおかざきさとこ氏が担当する。

※画像は『うちの弁護士は手がかかる(仮)』の公式ツイッター『@uchiben_kin9_cx』より

「フジはここ数年でドラマ枠をどんどん増やしていますが、これはTVerや自社のFODなどの配信サービスでの展開も期待できるからですよね。月曜午後10時のドラマ枠も長澤まさみさん(36)主演の『エルピス-希望、あるいは災い-』(カンテレ・フジテレビ系)の成功以降、注目を集めるようになってきていますし、配信でも回っていますからね。

 こうなると、さらに苦境に立たされそうなのが中居正広さん(50)がMCを務める長寿番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)ではないでしょうか」(テレビ誌編集者)