松岡茉優(28)主演の土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)の第1話が7月15日に放送され、教師役初挑戦の松岡と生徒役の芦田愛菜(19)の演技が好評だ。また、放送後にネット配信された、未公開シーンを含むディレクターズ・カット版が話題になっている。

 このドラマは完全オリジナル脚本で、2019年に同局系で放送されて話題になった菅田将暉(30)主演の『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』のプロデューサーと監督が手掛けている。主人公の化学教師・九条里奈(松岡茉優)が、自身の1年後の死を避けるべく、“命がけ”で生徒に向きあう学園ドラマ。

 第1話「拝啓、傷ついた貴方へ」の内容は以下。鳳来高校3年D組の担任・里奈は、卒業式の日、校舎の4階から突き落とされてしまう。最後に見た光景は生徒らしき制服の袖で、「死にたくない!」と願った瞬間、彼女は始業式の日の教室にタイムリープ。目の前にいるのは、1年後に自分を殺すであろう30人の容疑者(生徒)たちだった。

 その後、D組では、相楽琉偉(加藤清史郎/21)ら問題児グループによる、鵜久森叶(芦田愛菜)へのイジメが発覚。里奈は、鵜久森が5月に登校拒否になり、その後、死亡することを知っていた。鵜久森が学級裁判で責められていると、里奈はその様子を盗聴器と隠しカメラで記録していて……という展開。

 里奈の命がけの宣戦布告をきっかけにした、鵜久森の涙ながらに思いを訴えるシーンが圧巻で、ツイッター上では《極めてリアルなイジメが描かれていて秀逸。松岡茉優と芦田愛菜、この2人でないとこの難役は無理》《芦田愛菜ちゃんの過剰になり過ぎない抑えた演技と涙が胸をえぐる》など、松岡と芦田の熱演に称賛の声が相次いでいた。