■ジャニーズ事務所全体に立ち込める暗雲

 平野と神宮寺とともに5月22日をもってキンプリを脱退した岸優太(27)も、9月末をもってジャニーズ事務所を退所する。その岸もTOBEへの合流が有力視されているのだ。

「事務所に残った2人と退所組の3人の対立構造がより際立ってきていますよね。それに今はジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題に注目が集まっていて、ジャニーズ事務所全体に暗雲が立ち込めていますからね」(前出のワイドショー関係者)

 スイス・ジュネーブにある国連人権高等弁務官事務所もジャニー氏の加害問題の調査を開始。7月13日には「ビジネスと人権」作業部会の専門家が7月24日〜8月4日の期間で訪日し、被害を告白しているジャニーズ事務所の元タレントと面談をすると公表した。

 さらに7月19日配信の『文春オンライン』が、9月開催のバレーボール・ワールドカップにジャニーズタレントがいっさい参加しないとスクープ。

 過去30年にわたってバレーボール・ワールドカップではジャニーズタレントがスペシャルサポーターを担当しており、今回はAぇ!groupが担当する予定だったものの、ワールドカップに出場する参加国から「ジャニーズのアイドルが大会に関わるのであれば出場を取りやめる」と強い抗議があったとされる。

「もはや、事務所に残留するほうがマイナスといった雰囲気も漂ってきていますよね……。北山さんはそのジャニーズから離脱する一方、それ以外の6人は閉塞感のあるジャニーズに留まると。そういった背景もあり、ファンも今後のキスマイに不安を抱いているのではないでしょうか」(前同)

 北山の退所は6人のキスマイにとって想像以上に大きな痛手になりそうだ――。