元King&Princeの平野紫耀(26)と神宮寺勇太(25)が、元ジャニーズ副社長の滝沢秀明氏(41)が今年3月に立ち上げたエンターテインメント会社「TOBE」に合流し話題を集めるなか、2人と同じく5月にグループを脱退し、9月30日をもってジャニーズ事務所を離れることが決まっている岸優太(27)の今後の動向にも注目が集まっている。
「キンプリのリーダーを務め、メンバーを引っ張ってきた岸さんですからね。メンバーやジャニーズ事務所からの信頼も厚かった彼だけに、退所後すぐに、ライバル会社ともなりうる『TOBE』に加入するかどうかは、岸さんにとって簡単な決断ではないはずです」(芸能プロ関係者)
岸の現在の心境は本人にしか分からないが、過去には「変化すること」に関して、その思いを赤裸々に明かしていたことがある。
「雑誌『MORE』(集英社)2019年8月号のなかで岸さんは、《デビューから1年『変わったこと』『変わらなかったこと』》とのテーマでインタビューに答えています。そのなかで彼は、
《今の自分に満足していないからこそ、僕はつねに“変わりたい”と思っています。顔も中身も。早い話が全部。いっそ“生まれ変わりたい”と思うほど(笑)》
と、かなりネガティブな発言を口にしていたんです」(女性誌編集者)
■「悩みの渦中にいる」苦しい胸の内を語っていた岸
岸は同誌のインタビューを受ける少し前に、昔から家族とよく行くごはん屋さんへ実兄と2人で行った際のエピソードも披露。「美味しそうに食べる姿といい、性格といい、子供のころからなんも変わらないな」と店主から言われたことに対し、「自分では変わりたいと思っているのにいつまでたっても変われない、それを思い悩んでいる」と、本音を吐露していたのだ。
「店主はおそらく、どんなに売れっ子になっても、おごることなく謙虚な岸の姿に嬉しくなってそう言葉をかけたのではないでしょうか。しかし、岸さんは当時、『いつまでも変わらない自分は、成長もできていないのでは?』と不安に駆られてしまっていたようなのです。その証拠に、続くインタビューのなかで岸さんは、
《なかには『そのままで大丈夫』『いいところもある』と言ってくださる方も。それはうれしい。すごくうれしい。ただ、その“いいところ”がいまだに自分ではよくわからないっていう(笑)》
と自虐的に話していたんです」(前出の女性誌編集者)