■ドームツアーで軽く200億円を稼ぐ嵐のポテンシャル
嵐は、結成月である今年9月15日、もしくはCDデビューの11月3日から2024年にかけて、25周年イヤーに突入する。
芸能プロ関係者は言う。
「ビジネスの話になれば、嵐のマネーパワーは圧倒的です。2018〜19年にかけて行なわれた5大ドームツアーは動員数237万5000人を記録。チケットが1席9000円だから、単純計算で213億7500万円の売上を記録していました。これにグッズやDVDの収益もあるから、まあとんでもないですよね。
コロナも落ち着いている現状で“25周年イヤー”“大野復活”の2つが合わさったドームツアーをしたら、それこそ最終的な売り上げはどうなることやら。
それに、今回25周年ツアーが行なうことができれば、ファンに対しても示しがつきますからね」
嵐は活動休止中だが、およそ300万人の会員が、年会費4000円のファンクラブに入っている。
活動休止中の間も、事務所はファンクラブ会員に対して2022年12月にはクリスマスツリーに飾るオーナメントを配布。また、同年6月には二宮初のカバーアルバム『○○と二宮と』も、会員限定でCD販売している。
「せっかくずっとお金を払って支えてもらっているのに、25周年に還元できるような大きなイベントがない――それはファンに対して、流石に申し訳が立たないですよね。全国でドームツアーを行なえたら地方の人も来やすいでしょうしね。ただ、その場合もチケットはプラチナでしょうが……。
ただ、全国ドームツアーまで行かずとも、せめて一夜限りの公演は、是が非でもジャニーズ事務所はやりたいでしょうね」(前同)
しかし、大野が動く気配は全くない。嵐は”大野も含めた5人でこそ嵐”という意識が非常に強いグループ。それは、2022年1月放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で、大野が芸能界引退をする場合は嵐も解散するつもりだったということを、松本潤(39)が明かしていたほどだ。