■「ドラマにしかスポンサーがつかない」フジテレビの苦しい台所事情
7月19日配信の『文春オンライン』が、9月開催のバレーボール・ワールドカップにジャニーズタレントがいっさい参加しないと報道。
過去30年にわたってバレーボール・ワールドカップではジャニーズタレントがスペシャルサポーターを歴任しており、今回はジャニーズJr.内ユニット・Aぇ!groupが担当する予定だったものの、ワールドカップに出場する参加国から「ジャニーズのアイドルが大会に関わるのであれば出場を取りやめる」と強い抗議があったとされる。
“フジのジャニーズ離れ”――その一方で、民放キー局関係者はフジテレビの現状をこう話す。
「フジの金曜21時枠ではこれまでバラエティの特番などを放送してきましたが、9月からは約54年ぶりに連続ドラマを放送する枠になることが決まりました。ドラマ枠になった最大の要因は、フジのバラエティ番組にスポンサーがつかなくなったからだと言われています。
バラエティには本当にスポンサーがつきにくくなっていて、『VS魂グラデーション』や『キスマイ超BUSAIKU!?』の終了もこれが理由では、とも考えられる。バラエティ畑を歩んできた港浩一社長(71)を始め、バラエティを売りにしてきたフジテレビ上層部としては苦渋の決断だったでしょうが、“スポンサーがつかないのであればドラマをやるしかない”となり、ドラマ枠が新設されたともっぱらです。
フジテレビで進む“ジャニーズ離れとドラマ重視”――この流れで言われているのが、すでに放送まで半年を切っている“あの番組”が今年はないのではないか、ということ。その番組は『ジャニーズカウントダウン』ですね」