■中居の回復を草なぎも祝福するも……残る「不安」

 ちなみに「なぜ1行だったのか?」という疑問については、後に草なぎ本人が、

「外にいて、他の人もいたからメールしてる場合じゃなくて。(退所報告は)結構な内容だなと思ったんですけど。一言、『そうなんだ。了解です』って」

 と、2020年3月1日の『7.2新しい別の窓』(ABEMA)で明かしている。

「今回『めざまし8』では、草なぎさんが中居さんの人物像について語る場面もありました。非常に的確な指摘だったので、あらためてSMAPの絆が感じられてよかった一方で、中居さんの病状を考えるといささか不安になる話でもあったのかもしれません」(前出のワイドショー関係者)

 草なぎは中居について、

「何を本心としているから分からない人なんでね」

「どれが本当なのか、つかみ所がないというか、中居君の魅力って言うか、不思議な方。後にも先にもあんな不思議な人に会った事ない」

 と評していた。

 これは中居本人も自覚していることで、2009年に自らを「すごく言ってることはわかります。(自分が)捉えられない感じっていうのも」と『情熱大陸』(TBS系)と話している。

「中居さんは気遣いの達人で、基本的に誰にも本心は明かさない。今回の病気についてもいろいろ報道はありましたが、実際のことは本人が徹底したノーコメントのためハッキリしていません。近い周囲にも“大丈夫”と言うのみだといいますね。中居さんと親しい芸能人たちも、中居さんの病気を知らないといいます」(前同)

 たとえば中居と2000年にドラマ『伝説の教師』(日本テレビ系)で共演して以来、芸能界屈指の親友となったダウンタウン松本人志(59)だ。1月22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、ヒロミ(57)とこう話していた。

「いま考えてみると、去年9月の『ラフ&ミュージック』の時点で、あんまり体調が、もうそんなに良くなかったのかな。でも、彼は全然そういうところを見せずに頑張ってたんやなって今になって思いますね」(松本)

「彼には細かいことを聞きませんし、ただ僕らは(一緒に住んでいる)家族がいるけど、そういう家族がいないから。定期的に『大丈夫か』とか『どうだった』とか、みんなそうだと思うけど、定期的に(連絡していた)。ほら寂しいじゃない」(ヒロミ)