■「関西では共演がありえる」理由
Aぇ!groupは6月29日配信の『文春オンライン』に、「CDデビューがすでに決まっている」と報じられており、全国区で注目されつつあるグループである。
デビューが近いグループのメンバーとジャニーズを飛び出した平野の組み合わせだけに、“ワイプもナシ”は『おは朝』サイドの忖度が働いたのかもしれないが……「いや、今後、関西なら平野さんと現役ジャニーズが共演することありえるでしょうね」と話すのは、芸能プロ関係者だ。
「今回は、小島さんの“絡み”はなく無言だったとはいえ、『おは朝』では平野さんや、滝沢秀明氏(41)が立ち上げた『TOBE』に関する話題はこれまでも普通に報じられてきました。
関西のテレビ局は東京のキー局に比べるとジャニーズへの忖度ぐあいがかなり低いことで知られています。代表例だと、元SMAPで新しい地図の草なぎ剛さん(48)は、関西ローカルの冠番組『草なぎやすともの うさぎとかめ』(読売テレビ)が2022年からレギュラー化していますよね」(前同)
関西ローカルは、東京のキー局に比べると、純粋に視聴率が取れる話題性の方を優先していると言われている。『おは朝』に限らず、朝の情報番組『す・またん!』(読売テレビ)でもTOBEや平野に関する新しい話題が出るたびにしっかりとパネルや解説付きで紹介していることからも、それは明らかだ。
「関西ではジャニーズタレントも特別感は低く、他のプロダクションのタレントに近い扱い。出演や取り上げるのは純粋に人気があるかどうか、ということですね。
それに加えて、現在のジャニーズ事務所は創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題で大幅に弱体化しています。ジャニー氏の件は国連問題までなり、東京のキー局でもジャニーズへの忖度は薄れつつある。
Aぇ!groupはデビューが決定しているという報道はありますが、まだこれからの若手グループで特別なパワーを持っているわけではありません。東京よりも遥かに共演のハードルは低く、今後、大きな特番などで、わちゃわちゃにまぎれて共演していた……そんな展開もありそうです」(前同)
そもそも、“辞めジャニ”の出演のハードルが低い関西の番組。平野たちが辞めジャニ先輩の新しい地図を見習って西へ動く――そうしたこともありそうだ。