■ラジオは“濃厚なファン”を醸成する特殊なメディア

 オードリーは2009年10月から『オードリーのオールナイトニッポン』を、佐久間氏は2019年4月から『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』(ともにニッポン放送)で、パーソナリティーを務めている。

 ハライチは2016年9月から『ハライチのターン!』のパーソナリティーを、岩井は2018年4月から2020年3月まで1人で『ハライチ岩井勇気のアニニャン!』(ともにTBSラジオ)のパーソナリティーも務めていた。

「ラジオ番組にはたくさんのリスナーがいますが、パーソナリティーが1対1で話しかけてくれるようにも思えるメディアですし、リスナーのネタで番組が成立していますからね。リスナーにしてみたら、一緒に番組を作っているようにも感じられるんです。ラジオを聴くとより深くそのパーソナリティーのファンになるということですよね。

 各番組やパーソナリティーには熱狂的なファンがついていて、イベントの集客力も凄まじいものがありますからね」(前出の制作会社ディレクター)