7月31日に放送された『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系・月曜~金曜・8時~)で、番組で社員コメンテーターを務めていた玉川徹(60)が定年退職をすることが発表された。テレ朝退社後は“元社員”の肩書で同番組のコメンテーターを続けるという。

 言わばタレントになった玉川だが、そんな彼は舌鋒鋭く社会問題に切り込んでいくそのスタイルが度々、話題を呼んでいる。なかでも2022年9月安倍晋三元首相(享年67)の国葬に電通が関わっていると事実誤認の発言を番組内でしたことは問題視され、10日間の出勤停止処分ともなった。そんな玉川だが、番組では見せない裏の顔があるという。テレビ朝日関係者が語る。

「玉川さんはとにかく後輩に厳しい。担当コーナーには“玉川番”と称される番記者ならぬ担当ディレクターが就くのですが、放送前に玉川さんのチェックが入る。これを局内では“玉川プレビュー”と呼んでいます。

 特に自分の画面映りを気にかける。玉川さんは取材に出かける際、取材対象だけでなく自分のことを写す専用の“玉川カメラ”をスタッフに準備させるんです。その映像がVTR内に組み込まれていないと納得しない。

“玉川プレビュー”を通過するには、“玉川カメラ”で撮れた映える画を、VTRに落とし込む必要があるわけです」