■後輩Jが明言「SMAPは必要ですよ、今の日本には、世界には」
解散前のSMAPは「国民的グループ」と称されてきた。ジャニーズの後輩・Kis-My-Ft2は特にSMAPの寵愛を受けていたグループだったが、キスマイの藤ヶ谷太輔(36)は7月1日放送のラジオ『藤ヶ谷太輔 Peaceful Days』(ニッポン放送)で、
「今まで言わずにいたけど、お前が言うんかいってなるかもしれないけど、SMAP再結成どこかでって思ってますよ。SMAPは必要ですよ、今の日本には、世界にはって」 と、アツく語っていたこともある。
「SMAPに続く存在として期待されていた嵐は25周年を迎えますが、グループ活動は休止状態で復活する気配はない。
また、King&Princeが国民的グループになるポテンシャルを秘めていましたが、今年5月22日に平野紫耀さん(26)、岸優太さん(27)、神宮寺勇太さん(25)が脱退。永瀬廉さん(24)と高橋海人さん(24)の2人組ユニットになってしまい、大幅な方向転換を余儀なくされました」(ワイドショー関係者)
ジャニーズでは他に冠バラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)が今年4月28日からゴールデン帯に昇格したSnow Manが頭角を現しつつあるが、裏番組の『沸騰ワード10』(日本テレビ系)や、2時間SPで放送時間が変わる場合は『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に押されてしまうことも多く、まだ確固たる地位は築けていない状況だ。
「TBSは、『それスノ』をSMAPの冠番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のような人気番組にしたいと考えていると言われています。ただ、SMAPと比べられるかと言うと、まだまだですよね。
8月4日には、国連人権理事会によるジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題も絡む会見があり、“タレント数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれるという深く憂慮すべき疑惑が明らかになった”などと、ジャニーズ事務所にとっては非常に厳しい内容が語られました。そんななか、今後、ジャニーズから新たな国民的グループが生まれるのは考えづらい状況です。Snow Manも“ずっとジャニーズのグループでいるか分からない”とも言われていますよね。
嵐が動かず、キンプリは2人になり、Snow Manもどうなるか分からない……そんななか、頼れるのはSMAPしかいない、とテレビ界はなっている状況ですよね。すでに解散しており、本人たちが望むものかは分かりませんが、“真の国民的グループはSMAPだけ”――今、それがあらためて証明される感じとなってきていますね」(前同)
ドラマにバラエティに引っ張りだこの元SMAPの面々。2024年以降も、その快進撃は続きそう。そして、視聴者、制作サイドが次の求めるのは、5人の再集結となるのだろう――。