元男性の美容系YouTuber・ちゅるが4までにYouTubeを更新。女性ホルモン注射について赤裸々に語った。

 ちゅるはビフォーアフターが激変するメイク動画や赤裸々な整形レビュー動画で注目を集め、2018年にタイで性転換手術を受けて男性から女性になったことも公表している人気YouTuber。この日は「女性ホルモン注射についてお話します」と題した動画を公開し、女性ホルモン注射の経験談を語った。

 ちゅるによれば、女性ホルモン注射を男性が打つと、身体的特徴の変化、脂肪のつき方の変化、性格の女性化、体毛やヒゲの減少などの効果が期待できるという。しかし、副作用として、心筋梗塞、頭痛、めまい、乳がん、生殖機能の喪失などが起こることもあるそうだ。

 以前、ちゅるは「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」という2種類の女性ホルモンの混合注射を打っていたといい、打ったばかりの頃は「寝ている時に寒くて起きてしまう」、「人の後ろ姿を見てるだけでイライラする」、「イライラしすぎて泣いちゃう」という状態になったそう。ただ、それでも「鬱っぽく感じたことはない」という。

 現在は卵胞ホルモンのみを打っているといい、打った直後や翌日に眠くなったり、食欲が増したと感じたりすることがあるとも話していた。ただ、こうした変化がすべて女性ホルモンを打ったせいなのかどうかはわからず、副作用の出方も人によって違うそうだ。

 また、ちゅるのように性転換をした人は「自殺率めっちゃ高い」とも説明。「そうする人の気持ちもわかる」といい、自身も性転換後に「現実と理想の違いがどうしても埋められなかった」と感じ、かなり気持ちが沈んでしまったことがあるとか。そうしたつらい時期はあったものの、支えになってくれる人がいたため、現在も元気に過ごせているとのこと。その上で「自分は自分です」「人は人です」「男だから、女だからってことはない」と、性別関係なく一人ひとり違う人間であると締めくくっていた。

 女性ホルモン注射について赤裸々に明かしたちゅるに、ファンからは「性別関係なくみんなそれぞれ違うっていうのがまさにそれだと思う」「皆が聞きたそうなこと答えてくれてありがとう」「こんな言い方したらダメやと思うけど…大変なんやなぁ。と思いました」「ピルの副作用も個人差あるからそういうことなんだろうなあ」「女性ホルモンを男性が打つとこんなにも、、、、、知らなかった」とさまざまなコメントが寄せられている。