■最新インタビューからも伝わってくる「仲睦まじさ」

『anan』では高橋と飯豊による、映画公開記念のインタビューが掲載。アオリ文で「もはや不可分の名タッグ」とまで評されていた通り、背中合わせなどのショットは非常に画になっていた。

高橋《(衣装について)今回の、露伴と泉のコートの、黒白のコントラストもよかったですね。ただ、泉編集は会うたびにバッグが小さくなっていって、服装だけで見ると、ただの編集者とは思えない。編集長クラスなのでは?》

飯豊《そこまで出世はしていないと思います(笑)》

高橋《けれど、岸辺露伴と志士十五(※)という、クセモノ漫画家を2人も担当しているのだから、きっと編集部内では一目置かれているんでしょう》

(※志士十五:森山未來が演じた露伴に負けず劣らずの変人漫画家)

 というような、非常に気心が知れた感じが伝わってくるトークを展開している。

「もちろん交際報道の影響で色眼鏡で見てしまう部分はありますが、交際の真偽は別にして、仲睦まじさを感じさせますよね。

 そうなると“いよいよ”を感じさせます。これまで高橋さんは、2010年に『MM9』(MBS)で共演した尾野真千子さん(41)と同棲して結婚寸前まで行くも破局したことを事務所経由でコメントを発表したり、直近では2018年の『FLASH』(光文社)で2016年に『プリンセスメゾン』(NHK)で共演した森川葵さん(27)と“お泊りデート”が報じられたり、熱愛報道は多かった。

 しかし、いつも結婚までは至らずに破局――となっていましたが、今回の『anan』のインタビューでは、ちょっと期待させるコメントもありました」(前出の女性誌編集者)

 高橋は以前から『ジョジョ』『岸辺露伴』の大ファンであることを公言しているが、実写ドラマにも非常に愛着を抱いており、『anan』でも次のようにコメントしている。

《同じ人物を年に1度のペースで3年も演じさせていただくことはなかなかありません。できることなら、寅さんや金田一耕助みたいに、続けられたらいいなと》

「高橋さんは、自分は今後加齢していくが、老いていく露伴も面白いんじゃないか、とも語っていました。つまり、高橋さんは『岸辺露伴』シリーズをずっと続けたいわけですよね。

 少々うがった見方になるかもしれませんが、もし途中で飯豊さんとの関係が悪くなるようなことがあったら、気まずくて作品を続けにくい部分はありますよね。そして、高橋さんは強く長期シリーズ化を望んでいるわけで、これからも作品を通じて2人の仲がより深まっていくのは間違いないでしょう。

“最後の大物独身俳優”と称される高橋さんですが、この『岸辺露伴』がきっかけとなり、“年貢の納め時”を迎えるのかもしれませんね……」(前同)

 過去を読む超能力を持っているが、未来を読むことはできない岸辺露伴。それを演じる高橋の未来は、果たして――。

(2023年5月26日公開)