国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会が8月4日に記者会見を実施。ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)による所属タレントへの加害問題について「同社のタレント数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれるという、深く憂慮すべき疑惑が明らかになった」などと厳しく指摘した。

 これを受け、8月6日の『シューイチ』(日本テレビ系)ではこの会見をトップニュースとして放送。出演者のKAT-TUN中丸雄一(39)は「ジャニーズ事務所が設置した外部の調査チームがありますけども、これ実質、第三者委員会とはいえ100%透明性があるのかって」と疑問を呈し、「その部分を今回、国連が入ることで補完されたらいいなという期待はありますね」と持論を展開した。

 ジャニーズ事務所は外部専門家による「再発防止特別チーム」の提言を受けて記者会見を行なう予定だが、これについても中丸は「外部の専門者チームのまとめが今月末に出るのを踏まえ、来月あたりにジャニーズ事務所の会見があるのかなと勝手に思ってますね」とコメントした。

■“スルー”の東山紀之には「キャスターを降板するべき」と批判殺到

 一方でこのニュースを“スルー”して株を下げてしまっているのが、ジャニーズタレントのトップに君臨する東山紀之(56)だ。

 東山がMCを務める『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)が8月6日、『シューイチ』に先駆けて放送されたものの、同番組では国連の会見を取り上げることはなく、東山も言及することはなかった。

 5月21日の同番組で“ジャニー氏の闇”に言及した東山は「この件に関しましては、最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力、待ってもらいました」と、後輩たちに発言するのを待ってもらっていたと説明。にもかかわらず、今回はスルーしたこともあり、

《これらの社会問題ごと吹っ飛ばすぐらいなら、東山氏はキャスターを降板するべきです》
《国連の調査報告をサンデーLIVEは放送しませんでしたね。当然、東山紀之氏のコメントもなし。テレビ朝日の忖度は異常です》
《国連の作業部会のジャニーズ事務所の件は触れないのね。東山さんも「社長会見までコメントは待ってください」位は言っても良いのでは?》

 などの厳しい声が寄せられてしまっている。