アーティストの光宗薫(30)が8日までにX(ツイッター)を更新。メディアに掲載される自身の肩書きについて持論を展開した。

 この日、光宗は「この説明いつまで付けるつもりなんだろうな」というコメントを添えて、《アイドルグループ「AKB」の元メンバー》と紹介されたニュース記事の一部を引用。

 続くツイートで「何度も言うけどその団体が嫌かどうかとかそういう話ではないです」と断りを入れつつ、「私は数年前から絵を描いて生きることを目指していて、アーティストとして展示活動をメインに制作しています。その際は個人、または画廊を通して活動を行っています。傍から見れば芸能活動と地続きかもしれないけど私としては別物だと思っているし、甘えない為にもそう思って今後も絵を描き続けたいので、肩書きが混同していると不快感を覚えることがあります」と自らの考えを明らかにした。

 さらに「芸能の活動の際の肩書きとして団体名が挙げられることは特に違和感はない」と、あくまでもアーティスト活動時に‟元AKB48メンバー”という肩書きが用いられることに対する違和感であることを強調。「ただこんな改まって書く必要ないくらいわりとどうでもいいことではあるし 絵は引き続き頑張ってくので不満ツイートくらい許してくらさい」と結んでいる。

 光宗は、2011年12月のステージでAKB48の13期生としてファンにお披露目されたが、同年10月に活動辞退を発表。クールな美貌とキャラクターでアイドル界に新風をもたらすも、わずか10か月でグループを去ることになった。

 その後は主演映画『女子カメラ』(12年)やNHK朝の連続テレビ小説『まれ』(15年)、『闇金ウシジマくん Season3』(16年)などの作品に出演し、女優として活躍する一方、繊細なタッチで描かれる‟ボールペン画”を中心としたアートの才能が開花。2020年以降はバラエティ番組『プレバト‼』(TBS系)内におけるアート系査定の上位常連となっているほか、東京・銀座の『ヴァニラ画廊』にて計4度の個展を開催している。

 このたびの光宗のツイートをめぐっては、フォロワーから《自分は肩書きなど一切関係なく光宗さんの作品が好きです。応援してます》《嫌な事はハッキリ言っておきましょ》《大丈夫、ファンは理解してるよ‼》《アーティストを名乗って世界を納得させるのに10年かかった先輩がいます。#のんさん、って言うんですけどね。頑張って!》《履歴書の職歴を書く機会があればわかると思うけど、元職は自分の十字架だと考えてください》など、多様な意見が寄せられている。