■「引き継ぎめいたことがなかったのは事実です」
井ノ原は藤島ジュリー景子社長(57)から社長就任のラブコールを受けた際に「普段あんまり驚かないんですが、久しぶりに“えーっ!?”って言いました」とコメントしていた。しかし、彼が驚いたのも無理はない。ジャニーズ事務所の公式声明によれば、滝沢氏は2022年9月中旬に「ジャニーズアイランド代表取締役及びグループ会社役員を10月末に退任したい」と意向を告げたという。
「ジャニーズ事務所に限らず、一般企業の感覚としては、本体の副社長、子会社の社長を務めていた滝沢さんクラスの役職の人間が辞めるとなったら、それこそ多くの調整が必要になってくる。1年以上かけて話を詰めるという例も珍しくないのにもかかわらず、1か月ほどでの退所に至ったわけで、まともな引き継ぎもできなかったようですね」(前出のワイドショー関係者)
1月1日配信の『デイリー新潮』の独占インタビューを受けた井ノ原も次のように語っていた。
《滝沢とは26~27年くらいのつき合いですし、“オレ、代わりにやることになったからね”って僕から声をかけました。ただ正直、引き継ぎめいたことがなかったのは事実です。彼はほとんど誰とも話さないまま、出ていってしまったので。でも、後ろ向きなことを言っている時間はありません》