■“素の魅力”で勝負できる『はみだしラジオ』

 芸能プロ関係者は話す。

「キンプリを名前程度しか知らない人、映画『Dr.コトー診療所』(2022年12月公開)や4月期の連続ドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)など、役者業で高橋さんを見る程度の人にとって高橋さんは、“誠実な優等生タイプ”に見えていたことでしょうが、実際はかなり個性的で天然。

 しかも、演技力の高さも手伝って『はみだしラジオ』では完全な“キャラ崩壊”を起こしていて、その意外性はかなり面白く、ハマる人にはめちゃくちゃハマりますよね。『はみだしラジオ』は今後、高橋さんの“素”を見てもらうための、非常に重要なコンテンツとなるかもしれません」

 現在のキンプリは、平野紫耀(26)、神宮寺勇太(25)、岸優太(27)が脱退し、平野と神宮寺はジャニーズ事務所からも退所(岸のみ9月末退所)。

 しかも、平野と神宮寺は7月7日に滝沢秀明氏のエンターテインメント会社「TOBE」に移籍。同時期に立ち上げたインスタグラムは、キンプリのインスタのフォロワー数が234.6万なのに対して、平野がフォロワー数379.1万(8月9日10:30現在)で、キンプリのインスタフォロワー数は平野一人にあっという間に追い抜かれてしまっている。

「高橋さんと永瀬さんは好青年だし、ファン思いで評判はとても良い。しかし、奔放で少々アブない魅力があふれる平野さんに押されている感がありますよね。

 今後、キンプリは、平野さん、神宮寺さん、そして2人への合流が噂される岸さんの3人と並んで活動していくことになる。完全なライバルになるわけではないでしょうが、強烈な3者に負けないようにするカギとなるのは、周囲に作られた“キラキラ”のイメージではなく、平野さんのように素の魅力を出していくことかもしれません。

 それを考えると『はみだしラジオ』は高橋さんのリアルな一面が表に出たものですし、現在は、今回の『午前0時の森』のように、そうした個性を評価して、面白く魅力的に扱ってくれるところは多くある。“従来通りのジャニーズアイドルのイメージ”に縛られ過ぎずに、自分を自由に出していくことに、“新生キンプリの未来”があるのかもしれませんね」(前同)

 ファン以外にも大いに響いた高橋の『はみだしラジオ』。ラジオ局でレギュラー化も近い?