■退所後の「じぐひら」発言や“岸の隣で高橋の話”などなど

 たとえば6月24日放送回では、ジャニーズ界隈で用いられる立ち位置が左右対称となるコンビを指す“シンメ”というファン用語に関する話をしている最中、森本はすでに平野と神宮寺は退所済みにも関わらず「じぐひら、みたいなことね」と名前を出していた。

「それは『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で切磋琢磨し、『Gメン』で役者として共演している岸さんに対しても同じこと。前述の通り岸さんや出演者が過去を語る際はメンバー名を避けがちな状況であるのも気にせず、8月17日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)では、岸さんの隣で堂々とキンプリの高橋さんにまつわる思い出話をしていました」(前出のワイドショー関係者)

『ZIP!』で森本は“学生時代誰にも負けなかった特技”を語る際、「King&Prince高橋海人が同じ学校の後輩なんですけど」と切り出し、当時の森本は学校の人気者で「慎ちゃんすごいね、友達が多くて」と言われた――という話を岸の隣でコメントしたのである。

《隣に岸くんいるのに海ちゃんの話を普通にする慎太郎が男前すぎて最高!!!!》
《岸くんの横で海ちゃんの話してくれたりラジオでじぐひらの名前普通に出してくれたり紫耀くんインライ中に電話かけてきたりほんと慎ちゃんにたくさん救われてるな5人を今も繋いでくれてるのは慎太郎な気がしてるよ…仲間じゃなくて友達として大事にしてくれてほんとにありがとう》
《森本くん、海ちゃん交えたエピソード話してくれて、岸くんめっちゃ笑ってた こういうことが普通になるといいよね、みんな脱退したって頑張った仲間なんだからさ》

 そんな、ファンからの森本に対する感謝の声が、SNSにも多く寄せられていた。

「森本さんやSixTONESのメンバーは平野さんたちと仲が良いし、メンバー全員がヤンチャなタイプ。そのため、5人時代のキンプリが触れづらい“黒歴史”のような扱いになりつつある現在の状況でも、“そんなの知るか、友達だ”と言わんばかりに全く気にしないですよね。

 特にその中でも“5人のキンプリ”と仲が良く、彼らのことをむしろ積極的に発言していこうという感じすらある森本さんの存在は、より一層ファンにとって頼もしく感じられるのではないでしょうか」(前同)

 明確には誰も答えられないであろう業界の常識、誰が作っているのか分からない忖度の空気感――SixTONES、そして森本にとってそんな曖昧なものは、“親友関係”の前ではなんの意味も持たないのだろう――。