9月を前に大晦日の風物詩『NHK紅白歌合戦』に中森明菜(58)が出場するのではないか、司会は橋本環奈(24)、伊藤沙莉(29)、福原遥(24)が最有力候補ではないか、といった話題がとりざたされるようになってきた。
「『紅白』と同時に話題に上るのが『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)のレコード大賞受賞曲とアーティストの行方ではないでしょうか」(芸能プロ関係者)
『日本レコード大賞』は、スポーツ紙を含む各新聞社の記者が中心となって決定するもので、毎年年末に大型特番として放送。2022年はSEKAINOOWARIの『Habit』が受賞した。
『日本レコード大賞』については、2016年11月の『週刊文春』(文藝春秋)が、前年の大賞受賞を巡って1億円の買収取引が行なわれたと報じ、物議を醸したこともあった。
「近年は『紅白』ですらそうですが、『レコード大賞』についても“やる意味ある?”といった声も出てしまうほど、その存在感や価値に疑問が呈されています。
そんな『レコード大賞』は、かつては審査員をやれば“家が建つ”と言われたほど。ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題にはしっかりと切り込んでいるTBSですが、“癒着体質”がささやかれてしまっている賞レースについても考え直すときが来ているのではないでしょうか。審査員には選考会に行くだけで3〜5万円のギャラが払われ、レコード会社から接待攻勢を受けるとも言われていますからね。
そして今年も、なんともな話がささやかれ出しているんです。普通に考えればYOASOBIの『アイドル』が大賞受賞曲として妥当だと思われますが……他のグループの楽曲が最有力候補に挙がっているといいます」(前同)