■神田正輝が『旅サラダ』から勇退する日――

 2022年10月の『女性セブン』(小学館)では、神田の“引退説”を報じていた。

 神田が長年にわたって所属し、取締役も務めた「石原プロモーション」は2021年4月に解散。それから約1年後の2022年6月、神田の個人事務所が解散したという公告が官報に掲載されたのだ。

 さらに近年、関係者には「台本を覚えるのに苦労していて、セリフが覚えられないから、もう俳優はやらない」と漏らしたこともあったという。

『女性セブン』の記者から個人事務所閉鎖の理由を問われた神田は「石原プロモーションも6月に閉めたので、それと一緒に閉めました。僕は石原プロオンリーですから」と説明。引退説については「アッハッハ」と笑い飛ばし、「そういうことではなく。常に石原プロに準じてね」と話していた。

 そんななか、前出のワイドショー関係者は言う。

「神田さんがMCを務める『旅サラダ』は、番組上層部が変わったことで、番組の若返りを図っているといいます」

 1997年から番組リポーターを務めていたラッシャー板前(60)が2022年3月の「ラッシャー板前卒業スペシャル」をもって番組から降板。同年4月からはKAT-TUN中丸雄一(39)の冠コーナー「発掘!ニッポン なかまる印」がスタートした。

 さらに1993年の番組開始からサブMCを務めていた向井亜紀(58)、2009年にレギュラーに加入した三船美佳(40)が、今年3月25日の放送をもって番組から卒業。4月1日からは松下奈緒(38)がサブMCに就任した。

「何十年もレギュラーが変わらなかったのは神田さんの“意向”があったからだといいます。神田さんはレギュラー陣、そしてスタッフの生活を親身になって考えてくれているといいますね。しかし、番組も生き残っていかなくてはいけない。現在の番組ファンを大切にしつつ、新たな視聴者、若い層を獲得していきたい。その象徴が、ジャニーズの中丸さんですよね。

 番組責任者が変わったタイミングでついに刷新に動いたといいます。そして、その大規模リニューアルのラストは、番組MCの神田さんの勇退――。出演者を一気に変えてしまっては視聴者にショックを与えることになり、視聴を辞める人も出てくるかもしれない。だから、ラッシャーさんから徐々に変えていったといいます。今春に向井さんと三船さんが辞め、残るは神田さんです。MC交代――それは、早ければ、この秋にもそうなる可能性はゼロではない。

 遅かれ早かれそうなるとささやかれていますが、そうなった際は神田さんの芸能界引退という話にもなってくるでしょうね。神田さんは事務所もたたんでいますし、いよいよそういう日が近づいてきているのでしょうね……」(前同)

 神田が26年間にわたってMCを務める『旅サラダ』から卒業する日が、いよいよ近づいているのだろうか――。