8月30日、水曜ドラマ『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系、午後10時)の第8話が放送される。8月23日には第7話が放送され、最旬の若手イケメン俳優・赤楚衛二(29)主演にも関わらず、平均世帯視聴率が4.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と低調が続いている。
さらに、若年層の視聴者からの支持の基準とされる、配信サービス・TVerでも、再生数ランキングで伸び悩み、お気に入り登録も72.9万で今期ドラマ中で下位に沈んでいるのだ(8月30日18時現在)。
第7話の内容は以下。すっかり元サヤに収まった気でいたのに、美和子(生田絵梨花/26)に「元カレ」呼ばわりされて向井くん(赤楚)は混乱。恋の相談相手・洸稀(波瑠/32)に、別れた原因に向き合うことを勧められるが、向井くんはヤケになって考えるのをやめ、「もう会わない」と宣言する。
そんな中、単身赴任中の父・隆(光石研/61)が単身赴任先から戻るが、勝手に向井くんに結婚相手を勧めるなど、無神経な言動に母・公子(財前直見/57)はピリピリ。また、元気(岡山天音/29)はバイトの芽衣にやめてもらったと、麻美(藤原さくら/27)に謝ったが許してはもらえず、家の中は息苦しくて酸欠状態に。
後日、美和子から「会いたい」とLINEが来て、向井くんは美和子のマンションへ。シェーバーを置いていった前彼と別れた理由を聞くと、美和子はプロポーズされたからだと明かし、結婚したくないし、結婚しなくても幸せだと語る。さらに、向井くんと別れたのも、結婚することが幸せになる方法だと思っていると感じたからだと明かし……という展開。
ラストは隆の「自分の人生の舵は自分が取る」という助言を受け、向井くんは美和子に別れを告げる。視聴者のX(ツイッター)上の反響は、《恋愛ドラマを見てるのに、なぜかちゃんと自分の人生の生き方を見つめなおせるとか、前向きに考えようとか思える素敵なドラマだよな》など、共感の声があったが、批判の声のほうが多い。