■アイドル時代から「顔ではなくダンスを見てほしい」と主張
平野は2022年9月13日発売の『女性自身』(光文社)のインタビューで「ダンスレッスンのときのファッションのこだわりは?」という質問に、
「ダボッとした服を着ること。ダンスがうまく見えるんですよ。あと、動きがクイックに見えるように、キャップも欠かせないですね。顔ではなくダンスを見てほしいから、あえて深めにかぶってます(笑)」
と、答えていたのだ。
それを知るファンから、
《帽子かぶって顔を全面に出さずダンス見せてくれる感じ好きゴリゴリに踊る平野紫耀が1番好き》
《ダボっとしたスウェット姿も顔ではなくダンスを見て欲しいからと帽子を深く被るのもチラッと見えるお腹もキレのいいダンスも楽しそうに踊る姿も全てが私の大好きな平野紫耀さんでした》
といった声も、今回のダンス動画に多く寄せられているのである。
「平野さんは小学校時代からずっとダンスに青春を捧げてきたし、キンプリ時代も正統派のアイドルソングから脱却した本格的なヒップホップなどを精力的に取り入れていました。脱退騒動時には、”昔から『王道アイドル』ではなく『アーティスト』志向が強かったのでそれが退所を考える一因となったかもしれない”と報じたメディアもありましたね。
しかし、ジャニーズは商売上、顔で売ってナンボなところがある会社ですよね。平野さんの顔は文句のつけどころがない正統派イケメンですが、今回の動画であらためて“顔ではなくダンスを見て欲しい”という、“脱アイドル”の強い意志のようなものが感じられます。だからこそ、ジャニーズでの活動を続けるのは不可能だったかもしれませんね……」(前出の女性誌ライター)
デビュー年の2018年、『連続ドキュメンタリーRIDE ON TIME~時が奏でるリアルストーリー~』(フジテレビ系)で「俺アイドルに向いてないんスよ」と話していた平野。今後、そしてTOBEでは、“アイドルの平野紫耀”ではなく“アーティストでダンサーの平野紫耀”として、第二のキャリアを歩むことになりそうだ。