■平野紫耀の「面談」を何度もドタキャンしていたジュリー氏

 そんなジュリー氏と平野には確執があったとも報じられていた。

 2022年11月の『週刊文春』(文藝春秋)によると、ジャニー氏の悲願だった海外進出を実現しようと奔走していたのが平野、神宮寺勇太(25)、岸優太(27)で、海外での活動について取り合ってくれないジュリー氏に不満を持っていたという。

 2022年の初め頃から平野はジュリー氏に想いを伝えるため、何度も面談を申し込んでいた。ところがジュリー氏のドタキャンが相次ぎ、途中からは5人で来るように言われ、メンバー5人で会いに行こうとしたものの、それでもドタキャンが続いたとされる。

 ようやく5人とジュリー氏の面談が叶ったのはその年の9月頃。しかし、その席でもジュリー氏はメンバーの話をまともに聞こうとしなかったと『週刊文春』では伝えていた。

 ジャニーズの若手グループでもトップクラスの活躍をしてきたキンプリだったが、稼働や人気に見合うような待遇ではなかったことに不満を抱いていたともいい、シャネルやエルメスなどの高級ブランドを愛用し、宝石だらけの指輪を身に着けたジュリー氏を見て、普段はあまり感情を出さない岸も「あれはないわ」と憤っていたとも報じられた。