9月3日放送の『まつもtoなかい』に、俳優の横浜流星(26)が出演した。横浜といえば空手の有段者であり、主演映画『春に散る』にボクサー役で出演するにあたり、本当にプロボクサーのライセンスを取得したことでも注目を集めた、言わずと知れた大人気俳優。

 そんな横浜は2014年放送の『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)で“ヒカリ/トッキュウ4号”を演じていたことで有名だが、『まつもtoなかい』では当時のオーディションで実は主人公を狙っていたことを明かした。

 横浜によると、最終オーディションに残った俳優が配役の組み合わせをいろいろと変えていたが、自分は「レッド(※正式名称は『トッキュウ1号』)でやっててそれで続いてた」ため手ごたえを感じていたが「急に外された」とのこと。当時は「ああ、レッドじゃないのかなぁ」という心境だったことを明かしていた。

 しかし、横浜が外されたのも、仕方ないかもしれない。番組内では名前を伏せていたが、当時主人公の“ライト/トッキュウ1号”を勝ち取ったのは、いまや横浜に負けず劣らずの人気俳優に成長した志尊淳(28)だからだ。天真爛漫で子どもらしい無邪気なライトには、当時の志尊が適任だったのだろう。横浜が演じたヒカリも、クールで一匹狼ながら子どもっぽさを残したキャラクターが実にマッチしていた。

 そんな志尊は横浜と同じく仕事が好調で、10月クールにTBS系「金曜ドラマ」枠では高橋文哉(22)とのダブル主演ドラマ『フェルマーの料理』が放送を控えている。

『フェルマーの料理』は、数学者を志すも、その道を挫折した天才数学少年・北田岳(きただ・がく)と、志尊淳が演じる謎多きカリスマシェフ・朝倉海(あさくら・かい)が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく物語だが、志尊と高橋という組み合わせに、ニヤリとした特撮ファンは多いだろう。

 前述のように志尊が“ライト/トッキュウ1号”を演じた戦隊俳優である一方で、高橋は『仮面ライダーゼロワン』(2018年)で、“令和の1号ライダー”こと“飛電或人(ひでん・あると)/仮面ライダーゼロワン”を演じていた仮面ライダー俳優なのだ。