【以下、『VIVANT』第8話までのネタバレを含みます】 

 9月10日夜9時30分から、堺雅人(49)主演の連続ドラマ『VIVANT』(TBS系)の第9話が放送される。9月3日には第8話が放送され、世帯平均視聴率が14.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、前回から0.8ポイントアップの好調で、番組最高を更新。視聴者の考察もますます過熱している。

 第7話でテントの取引に潜入し、テントのナンバー2・ノコル(二宮和也/40)を捕らえたところで、別班の仲間を狙撃するという衝撃の行動に出た乃木(堺)。第8話では、テントのリーダー・ベキ(役所広司/67)と40年越しの再会を果たし、DNA鑑定で息子だということが判明。ベキは乃木を利用することに決め、テントの裏帳簿を開示するが……という展開。

 X(ツイッター)上の考察で1番多いのは、《乃木は裏切っていないと思う。10グラムまでの誤差なら分かるから、2発目は銃弾が入っていないとわかっていて撃った》など、乃木は別班から寝返っていないというもの。乃木は黒須(松坂桃李/34)を撃つよう命じられたが、ノコルが入れ替えた銃で黒須を撃ち損じていた。しかし、それはわざとなのではというのだ。

 乃木は第1話から手に持った物の重さを正確に測る能力を披露していて、今回もその能力を使って、養護施設での米の横流し不正を暴いた。その乃木なら視聴者の指摘にあるように、弾の残数を測るのも容易なはず。さらに、乃木は銃の名手と言われていて、至近距離での発泡を外すのも不自然だ。

 別班としてテントに侵入した乃木は、やはりテントの壊滅が目的なのだろうか――?