■会見前には小競り合い&怒号も飛び……
挙手をして指名された記者に対し、「1人1問」という制約がある中、望月記者は10分以上にわたって東山に質問をしていた。
「デニムのパンツに半袖のニット、メイクもバッチリでいかにもできる記者という雰囲気の望月記者は、他の記者が質問したことに手も上げずに割り込んでいく場面もたびたびありましたよね。
実は、会見が始まる前にはちょっとした小競り合いがあったんです。会見では質問する記者が前方の記者席に座り、ムービー、スチールのカメラマンが後方で撮影していたのですが、運営側からは“記者席でもカメラで撮影してもOK。ただし手を上げずに撮影してほしい”と、記者席での撮影許可が出ていたんです。
しかし、これに職人気質の人が多いカメラマンたちは不満があったようで、一部の人から運営に向かって“記者席で撮らせるなよ!”と怒号が飛んだんです。かなりバチバチな不穏な感じになりましたが、そのときも望月記者は“最初から撮っていいって言われてますよ”と毅然と言い返していました。
ただ、運営側はかなりビクビクな様子で“ダブルスタンダードになってしまって申し訳ございません……”と謝っていましたね。“ダブルスタンダード”ではないと思うんですけどね……」(前出の夕刊紙記者)
東山は自身の加害疑惑について、何度も質問を受けたが「僕はしたことがないです」と否定。しかし、望月記者は、2005年に元ジャニーズタレントで幻の光GENJIメンバーとも言われる木山将吾氏が上梓した著書『SMAPへ―そして全てのジャニーズタレントへ』に書かれた東山によるセクハラ疑惑の内容を引用し、後輩に対して「俺のソーセージを食え」と言ったのではないかと指摘した。
「東山さん自身が、ジャニー氏の被害者だった可能性もある中、かなり突っ込んだ聞き方でしたよね……。ただ、あの著書に書かれたソーセージのくだりはネットニュースになり話題になっていただけに、“誰かが聞かないといけない”という空気感はありました。そこに望月さんが具体的に切り込んだため、“あの積極性は流石だな”と他の記者も唸っていましたね」(前同)