シャネルにルイ・ヴィトン、松屋に三越……超高級ブティックや有名百貨店が軒を連ねる銀座にある商業ビルの一角に、9月1日からリニューアルした店舗『Workman Colors』をオープンしたのは、全国で990店舗以上を展開する作業服ブランドの『ワークマン』である。

 2022年4月に『#ワークマン女子』として開店したこちらのお店。そもそも作業服ブランドである同社が、銀座の一等地にあるフロアで居を構えようと考えた理由はなんなのか。

 ワークマン広報部に務める鈴木さんに話を聞いてみると、

「建設業界で働く人の高齢化や労働人口の減少が影響して、14年ごろから日常でも着られる服を手掛け始めました。当時から“大人オシャレな街”銀座への出店は悲願でした」

 とのこと。

 ワークマンが社運を掛けた銀座への出店。一日あたりの来店客数はいかほどか。

「平日は300人ほど。その内、7割が女性のお客様です。休日の来店数は450人〜600人程度で男女比は半々といったところでしょうか。商品比率は現在、男女それぞれ4割ずつ、男女兼用で使える物が2割ほど。女性客は20代の方から高齢の方まで幅広くご利用いただいています」(前同)

 と、なかなか繁盛している様子だ。しかし、坪単価1億円を優に超え地価日本一とも言われる東京・銀座。そんな街では、ちょっとやそっと売れたところで立ち行かないのが実情である。鈴木さんも「店舗での年間売上5億円が目標。さもなくば、憧れの地であった銀座からの撤退もやむを得ない」と切実だ。

 そんな、年間売上5億円を目論むの銀座の『Workman Colors』で今、売れている商品はなんなのか。

「女性用ですと4色展開されているウォームパンツ(税込み・1900円)。ストレッチ性に優れていますし、ワークマンらしく“頑丈”。汚しても気にならないところが、お子さん連れのお母様方からご支持を頂いている理由のようです」(同)

女性人気ナンバー1のウォームパンツ