4年前の興奮が再び列島を包む、といったところか――。現地時間9月8日に開幕した、ラグビーワールドカップ2023フランス大会。自国開催となった19年大会で初のベスト8入りを果たした日本代表が、10日に初出場となるチリ代表を相手に初戦を迎えた。結果は、日本が4トライを奪取し、42対12での快勝となった。

※画像は日本ラグビーフットボール協会公式X『@JRFUMedia』より

 この結果にワイドショーやスポーツ紙は大盛りあがり。各番組、各紙トップニュースとして扱いお祭り騒ぎの様相を呈している。そんなラグビーワールドカップだが、現地フランス観戦組は大会前から熱気に満ちていたと、チケット発売を手掛ける旅行代理店・JTBの広報担当である大泉さんは打ち明ける。

「17種類のパッケージを22年3月から販売していますが、その中でも高額商品であるホスピタリティパッケージ10本が、23年4月に完売しています。要望が多かったので追加販売も行ないましたが、そちらも7月には売り切れ。

 ホスピタリティパッケージは、試合観戦の前に会場内にあるラウンジで食事や飲食を楽しんでもらったうえで、最高位ランクの座席で試合を観戦するものです」

 現地でシャンパンを片手にキックオフ前から盛り上がり、試合観戦に突入するとはなかなか、エレガンスに満ちている。