■実直な兄妹、それぞれのファンから愛される秘訣は

 ちなみに工藤は11年にモーニング娘。のメンバーとなり、17年に卒業。18年には『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に早見初美花/ルパンイエロー役で出演している。

「幼なじみが元アイドルで戦隊ヒーロー、妹は現役アイドル、そして自分は仮面ライダーという、アニメの主人公でもなかなかない人生を歩んでいるのが拳太郎さん。一度は夢をあきらめかけたわけですが、スターになるべくしてなった、という感じですね」(前出の女性誌記者)

 また、拳太郎は幼少期から空手を習っており、中学時代には全国中学生空手道選手権大会にて団体形で優勝。さらに大学時代には社交ダンス部で活動し、学生競技ダンス連盟の種目別で優勝している。

「こころさんも空手をやっていて、小学生の時に埼玉県大会で準優勝したり全国大会に3回出場したりといった結果を残しています。デビュー当時はよく自己紹介の際、正拳突きをやることも多かったですね」(前同)

 そんな拳太郎とこころだが、実のきょうだいであることは公表しているものの、公の場ではそれほど交流することはない。こころが20歳になった時や今回のようにコンサートに行ったときなど、イベントのタイミングで、それぞれのインスタグラムを通じてコメントを交換する程度だ。

「拳太郎さんがBEYOOOOONDSのコンサートに行ったことをインスタなど、公に分かる形で報告することはあまりないんですが、実はひっそり足を運んでいるようです。

 それぞれが表立って干渉しすぎないけれど、仲良しであることが分かる交流。お互いのファンからも温かく見守られています」(同)

 実際、拳太郎のインスタグラムには、《ペンラと一緒に自撮りめっちゃ最高です》《妹想い!いいですね!!!》《素敵な兄妹関係ですね》など、妹思いの拳太郎を称賛する声が多数寄せられている。

「芸能界でも稀に見る“完璧な兄と妹”と言えるでしょうね。2人とも真面目で礼儀正しくて、ファンサービスも欠かさない。誰からも愛されるのは、芸能界で“長生き”する秘訣。これからさらにブレイクしていくはずですよ」(同)

 心温まるエピソードの数々。今後の前田きょうだいの更なる活躍に期待したい。