■ジャニー氏の加害問題は新社長夫人にまで波及!?
Snow Manはグループでアサヒの「ミンティア」、目黒蓮(26)が単独でキリンの「午後の紅茶」のCMにそれぞれ出演しているが、こちらも契約満了と同時に終了となる。
9月14日からはセブンイレブンで不二家の「LOOKオリジナルSnow Manクリアファイルキャンペーン」が行なわれる予定だったが、クリアファイルを配布するキャンペーンを中止すると発表した。
メンバーの渡辺翔太(30)とラウール(20)をイメージキャラクターに起用していた「モスバーガー」は、新CMを9月13日より全国で放送を開始したが、同社は「今後、明確な被害者救済と再発防止の取り組みが認められない以上、ジャニーズ事務所との契約は継続しない」とし、新たに始まったSnow ManメンバーのCMや店頭広告なども「できる限り速やかに変更します」としている。
サッポロホールディングスは9月13日、ジャニーズ事務所の所属タレントとの契約を更新せず、期間満了をもって終了すると明らかに。サッポロは北海道限定ビール「サッポロ クラシック」のCMで、ジャニーズの関連会社である「株式会社TOKIO」の松岡昌宏(46)を起用している。
「ジャニーズタレントのCMがどんどん消えていっています。もうこれは歯止めがきかない状況にある。一部ではジャニーズタレントを宣伝キャラクターに起用している企業の不買運動まで始まっているといい、そうなれば今度は企業サイドの死活問題になってくる。
ジャニーズタレントが出演するCMを一気に“打ち切る”ことに“手のひら返しだ”という批判の声もありますが、企業からしてみれば、多額の広告費を使って不買運動なんて始まったら、本末転倒もいいところ。会社の存続、従業員の生活を守るためにも、今、ジャニーズとの関係を切るのは当然の選択と言えるでしょう。
この広告におけるジャニーズ離れは、さらに、思わぬ人物にまで飛び火する可能性も出てきました。それが木村佳乃さん(47)なんです……」(前出の広告代理店関係者)
木村といえば、東山の妻。夫が新社長に就任したことで、木村はジャニーズ事務所の社長夫人ということになる。
「前提としてジャニーズタレントのCM起用はもはや厳しい。『ジャニーズ』という名称を残す、と会見で発言したことも致命的ですよね。特にハラスメントに敏感な外資系企業、海外で事業展開する日系企業はこの問題を非常に厳しく見ている。スポンサー企業が“加害を看過している”と見られる可能性もあるわけで、たとえばサントリーは“納得いく説明があるまでは、新たな契約を結ばない”と厳しいコメントを出しているほど。
こうした事態の影響が、社長夫人の木村さんにまで及びそうなんです。木村さん個人にはまったく問題ありませんが、ジャニーズ事務所社長の妻ということで、どうしても関連付けて見られてしまう。会社名を残そうと決断したのも東山さんですしね」(前同)