神木隆之介(30)主演のNHK朝ドラ『らんまん』は、9月25日から最終週(第26週)「スエコザサ」が放送される。18日~22日に放送された第25週「ムラサキカタバミ」では、ついに関東大震災が発生し、最終回に向けて物語が大きく動いた。
最終週の展開で気になるのは寿恵子(浜辺美波/23)のことで、最後まで万太郎(神木)を支え続けられるかだ。
第25週(121~125話)の内容は以下。神社の森の植物を守るため、国が推し進める神社合祀令を食い止めたいと、万太郎は大学を辞め、いち植物学者として生きることを決意。寿恵子と子どもたちは、そんな万太郎を応援する。そして、時代は大正へ。娘・千歳(遠藤さくら/21)と助手・虎鉄(濱田龍臣/23)が結婚する。
その後、孫の虎太郎が誕生し、万太郎はおじいちゃんに。植物図鑑が遂に完成しようとしていたが、大正12年9月1日、関東大震災が発生する。長屋は倒壊し、震災によって火災も起きる中、万太郎と寿恵子、千歳、千鶴(本田望結/19)たちは、持てるだけの標本を持って渋谷に避難することに。
渋谷一帯は被害が少なく、寿恵子の店も無事だった。地震から数日後、虎鉄、息子の百喜(松岡広大/26)と大喜(木村風太/24)も無事で安堵する。そして、震災から1か月後、寿恵子は息子たちに広い土地を探してほしいと頼み、待合茶屋の客である官僚・相島(森岡龍/35)にある決意を伝えて……という展開。
主役の万太郎を上回るほどの人気キャラだけに、寿恵子の最期がどうなるのか気になっている視聴者は多い。史実では、モデルになった牧野富太郎博士の妻・壽衛さんは、博士が植物図鑑を刊行する12年前、55歳で亡くなっているからだ。