ジャニーズ事務所創業者でのジャニー喜多川氏(享年87)による加害問題を巡り、新社長に就任した東山紀之(56)が社名変更を決断し、10月2日に会見を行なって、新社名や新体制を発表する方向で最終調整していると複数のメディアが報じた。

 9月7日の会見でジャニーズ事務所がジャニー氏の加害問題を認めたことを受け、ジャニーズタレントとの広告契約を見直す企業が続出。こういった事態もあり、社名変更するに至ると見られている。

「揺れに揺れているジャニーズ事務所ですが、やはり退所者が続出するのではないか、と言われていますよね。そして、それが誰なのかにも注目が集まっています……」(ワイドショー関係者)

 退所するわけではないが、9月21日にはA.B.C-Zから河合郁人(35)が12月21日をもってグループから脱退することを発表。河合の脱退後、グループは4人で活動を継続する。

 河合は脱退理由を、

「僕は40歳までに自分がMCの冠番組を持つ事MCというポジションを定着させる事を目標としています。勿論その目標がすぐに叶えられるわけではありません。今はグループ活動をしながらバラエティ番組や情報番組の出演、MCの仕事をやらせていただいています。グループ活動をしながら出来てはいたのですが、今まで以上にもっと深くこの世界を経験し、極めていかないと自分の目標を叶えることはできないと思い個人での活動を選びました」

 と説明している。

■脱退・河合郁人は残留でも残りのメンバーは……

 芸能プロ関係者が話す。

「以前からA.B.C-Zにも滝沢秀明さんが立ち上げた『株式会社TOBE』への合流話が浮上していたんです。2012年にデビューした5人組グループですが、ファンや本人たちも認めているように、他のジャニーズグループに比べるとそれほど売れてはおらず、地方局でレギュラー番組はあるものの、テレビ出演の機会も少ない。

 メンバーの塚田僚一さん(36)が体調不良で活動休止していたこともあり、今年はグループでの活動もほとんどできていませんでしたからね」

 一方でジャニーズの先輩モノマネがキッカケで、河合だけは2020年頃からバラエティ番組に引っ張りだこ。ここ最近はソロタレント的な活動になっていました。

「そしてついに脱退ですからね。河合さんは関ジャニ∞村上信五さん(41)のようにMCとして活動したいという考えで、グループは分裂状態にあった。現状、河合さんも残る4人もジャニーズ事務所に所属したまま活動するといいますが、今後はどうなっていくかはわかりません。

 河合さんはバラエティ番組や情報番組に出演し続けたいでしょうから、ジャニーズに残留しますが、4人はこのままではこれ以上の上がり目が見込めないと考え、いずれ退所を決断するのでは、とも言われていますね」(前同)