■ゴールデン枠の維持は難しい?
「明らかに、ジャニーズ創業者のジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を受けての、スポンサーの意向でしょうね。同局系の日曜劇場『VIVANT』に続き、フジテレビ系の月9ドラマ『ONE DAY』で主演と絶好調のニノ。さらにジャニーズ筆頭のスノを差し替えるとは、強い意志を感じます。契約的にすぐスポンサー降板とはならないでしょうが、この先はどうなるか分かりませんね……」(制作会社関係者)
CMは起用したタレントのイメージが重要。特に海外展開している企業は、よりセンシティブで、日本航空やマクドナルドがジャニーズタレントとの契約更新をしない方針だと発表している。
「『それスノ』のスポンサーでは、ユニ・チャーム、日清食品、久光製薬が海外に積極的に進出。P&Gは外資と、番組スポンサーを降りてもおかしくない大企業がそろっている。正直、明るい未来は予想しにくいですね」(前同)
番組自体も、特番が放送されると、その次は必ず未公開SPが放送されていて、常にコンテンツ不足の状態を感じさせる。次回の放送は10月13日と半月以上の間隔が空くうえ、番組後半は過去の放送回から、クイズ企画の特別再編集版が放送されると告知されている。
「スポンサーとの契約更新に、メンバーの多忙による撮り下ろしの企画の絶対的不足と、『それスノ』は問題が山積み……。このまま事態が改善されないと、毎週のレギュラーから特番化、さらにはゴールデン落ちすることも、十分に考えられますね」(前同)
2020年の地上波特番から始まり、配信サービス・Paravi、地上波の日曜昼枠、そして、金曜ゴールデン枠と、放送枠を移りながら時間をかけて成長してきた『それスノ』は、メンバーにとってとても大事な番組。今後もゴールデン枠に踏みとどまることを期待したい。