■白波瀬氏は今でもジャニーズ関連会社の取締役

 前出のワイドショー関係者が続ける。

「白波瀬氏は最も長くジャニーズ事務所で働き、ジャニー氏、メリー氏、ジュリー氏のことも近くで見てきた人物です。ジャニー氏の加害問題についても彼が一番知っているのではないか、と指摘されているほど。だからこそ“会見に出るべきだ”という声がマスコミ関係者からは上がっています。

 9月7日の会見を欠席したのは“すでに退社しているから”という理由でしたが、彼が会見に出てきて、すべてをしゃべらないことには加害問題の真相が明らかになることはないのではないかとも言われていますよね」

 そんな中、芸能プロ関係者はこう言うのだ。

「白波瀬さんはジャニーズ事務所の副社長は退任したのでしょうが……関連会社の取締役にはまだ名前があり、完全にジャニーズとの関係を絶ったわけではないようです」

 白波瀬氏の名前が確認できるのは、ジャニーズ事務所関連会社「ジャニーズ・エンタテイメント」だ。

 同社はKinKi KidsのCDデビューを見据えて1997年2月にジャニーズ事務所が設立。少年隊NEWSジャニーズWESTなどが所属してきたが、2019年5月に事業を終了し、などが所属するレコード会社「ジェイ・ストーム」へと事業譲渡。以降は休眠会社と化している。

※画像は「ジャニーズWEST/Johnny’s Entertainment Record」の公式X(ツイッター)『@WEareWEST7』より

「2019年から休眠会社だと言いますが、ジャニーズ・エンタテイメントの登記簿には昨年も動きがあったんです。たとえば、滝沢秀明さん(41)は退所と同じタイミングの昨年10月に取締役から外れています。一方で白波瀬さんは2018年3月に取締役に就任し、昨年5月にも再び取締役として登記されていて、現在もそのままに状態になっています。

 今後、関連会社からも外れる手続きを取っていくのかもしれませんが、現状はまだ、白波瀬さんはジャニーズ関連会社に籍がある。

 そして、多くのマスコミ関係者の間では“白波瀬さんが辞めるっていっても、現実的にはすぐに辞められないのでは”という話もされていますね……」(前同)