趣里(33)主演のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』の初回が10月2日に放送され、世帯平均視聴率が16.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、前作『らんまんの』の16.1%を上回る好調なスタートとなった。
同ドラマは109作目の朝ドラで、「ブギの女王」と呼ばれた戦後の大スター、笠置シヅ子さん(1914~85年、70歳没)がモデル。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘・花田鈴子(趣里)が主人公で、戦争の苦難を乗り越え、“福来スズ子”としてスターへと駆け上る姿を描く。鈴子の少女時代は澤井梨丘(12)が演じる。
第1週「ワテ、歌うで!」(10月2日~6日)の内容は以下。舞台は大正15年(1926年)、歌と踊りが大好きな女の子、鈴子は小学校の卒業を間近に控えていたが、卒業後は家業の銭湯を継ぐものと考えていた。そんな中、鈴子は花咲音楽学校の存在を知り、その学校を出れば歌と踊りを仕事にできることに気づいた。
鈴子は花咲音楽学校の受験を決意。母・ツヤ(水川あさみ/40)と父・梅吉(柳葉敏郎/62)も賛成し、受験に挑んだが不合格に。落ち込む鈴子を梅吉(柳葉)は、梅丸少女歌劇団(USK)の公演に連れていく。劇場でトップスター・大和礼子(蒼井優/38)らの踊りに感動した鈴子は、USKの試験を受ようとするのだが……という展開。
22年前期の『ちむどんどん』の全話平均視聴率が15.8%、後期の『舞いあがれ!』が15.6%と、最近は数字を落としている朝ドラ。今年前期の『らんまん』で16.6%と持ち直したが、今作はどうなるだろうか。