■海外に行くならジャニーズはありえない

「国際的にも評判は地に落ちているジャニーズですが、新会社を作り、そこがタレントとエージェント契約を結ぶといっても、デメリットは多いですね。サブスク解禁を渋っていることなど、海外に出るときに必須なネット戦略も期待できませんし。もし海外で勝負したいなら、エージェント契約は結ばず、楽曲配信に積極的なTOBE入りするほうが現実的です」(芸能ライター)

 デビューを実現してくれた、元ジャニーズ事務所副社長でエンターテインメント会社「TOBE」代表の滝沢秀明氏(41)に、SixTONESメンバーは恩を感じているはずだ。また、海外進出を熱望しているという、盟友の元King & Princeの平野紫耀(26)と神宮寺勇太(25)もすでにTOBE入りしている。SixTONESが合流するのは、ごく自然な流れにも感じられる。

「さらに、彼らのレコード会社であるソニーも国際企業なので、今後“ジャニーズ色”が全面に出るのは嫌うでしょう。ラジオの収録現場にも同社のスタッフが来ていて、音楽面での活動をバックアップしており、今回も田中の16Kへの協力要請に、大きく丸を作るジェスチャーで応じていました。TOBEとソニーのタッグがあれば、海外進出は現実味を帯びてきそうです」(前同)

 今年は2都市5公演のドームツアー「慣声の法則 in DOME」を成功させ、10枚目のシングル『こっから』はMVが1億回突破と、音楽活動が充実しているSixTONES。夢の海外公演のため、5人がどんな選択をするか注目したい。