女優の趣里(33)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『ブギウギ』の第8回が10月11日に放送された。
同作は109作目の朝ドラで、「ブギの女王」と呼ばれた戦後の大スター・笠置シヅ子さん(1914~85年/70歳没)がモデル。大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘・花田鈴子が戦争の苦難を乗り越え、“福来スズ子”としてスターへと駆け上る姿を描く。鈴子の少女時代は澤井梨丘(12)が演じている。
#ブギウギ 第1話、いかがでしたか?#スズちゃん(趣里)のチャーミングでパワフルなステージに、#羽鳥先生(草彅剛)の楽しそうな指揮…先生の「トゥリー・トゥー・ワン・ゼロ」はクセになりそうです😊 pic.twitter.com/U4ad82xNCr
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) October 1, 2023
10月10日放送の第7回では、鈴子が梅丸少女歌劇団に入って1か月が経過。厳しい稽古もあり、研究生は早くも3人になってしまい、同期の仲もぎくしゃくし始める。そんな中、橋本じゅん(59)演じる林嶽男は鈴子らに「デビューしたら月給20円や。早いとこデビューして会社、儲けさせてくれよ」と激励する。
11日の『ブギウギ』でも、相変わらず同期の小南希良梨(14)演じる白河幸子、木村湖音(12)演じる桜庭辰美のケンカは続いており、仲直りさせたい鈴子は気を遣って声をかけるもののうまくいかない。
そんなとき、鈴子は蒼井優(38)演じる歌劇団のトップ女優・大和礼子が居残り練習をしているのを目にして思わず話しかけてしまう。礼子は鈴子へ「同期を大切にね」と伝える。
その言葉をもらった鈴子はなんとかして幸子と辰美を仲直りさせようとするも効果なし。その後、梅丸少女歌劇団が初の単独公演を行なうことが決定。同期3人のうち、1人だけがデビューできることになることも明らかに。
鈴子は「みんなで頑張ろう」と幸子に声をかけるも、幸子は「鈴ちゃん、人がよすぎるんちゃう? 辰美の言う通りやで。仲良しごっこでやってるんちゃう。おまけで入ったとしても、甘いで」と言い放つ。
この言葉で鈴子は考えをあらため、幸子と辰美に「梅丸愛だけはあんたらに負けへん」と伝え、正式なテストを受けずに入れてもらった梅丸に「義理がある」「だから将来はごっつい劇団にしてやる」と宣言。そして「わても負けへん。誰がデビューか決まるまで、あんたらとは口きかへん!」と啖呵を切る。
ところが、直後、鈴子はバタンと倒れてしまうのだった――。